こんにちは。
ときわ台駅前整骨院の院長、牧口です。
今日は、少し恥ずかしい私自身の話をさせてください。
私は仕事柄、患者さんに、
「健康は毎日の積み重ねですよ」
「身体は生活習慣によって変わりますよ」
とお話しすることがあります。
ところが数年前の私は、その言葉を自分自身に向けることができない状態になっていました。
コロナ禍をきっかけに生活習慣が大きく乱れ、64kgだった体重は、一時78kgまで増えてしまったからです。
さらに、体重だけではありません。
血液検査では悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が高くなり、前立腺がんの腫瘍マーカーとして使われるPSAの数値も上昇しました。
PSAについては、前立腺がんの可能性も考えてMRI検査を受けることになりました。
あの時の恐怖は、今でも覚えています。
「もし、本当にがんだったら……」
健康を仕事にしている私が、自分自身の健康について本気で不安を感じるようになったのです。
そこから紆余曲折を経て、現在は64kgまで体重を戻すことができました。
悪玉コレステロールもPSAも、現在は正常範囲に戻っています。
もちろん、これらの数値が体重を減らしたことだけによって正常化した、と言うつもりはありません。
検査数値にはさまざまな要因が関係します。
ただ、自分自身の経験を通して、
「痩せることは、単に見た目を変えるためだけのものではない」
と強く感じるようになりました。
私が本当に取り戻したかったものは、体重計の数字ではありませんでした。
これから先も元気に仕事をして、自分らしく生活していける健康な身体でした。
この記事では、私がなぜ14kgも太ってしまったのか。
なぜ一度はダイエットに挫折したのか。
そして、何がきっかけとなって本気で身体を変えようと思ったのか。
少し長くなりますが、ありのままにお話ししたいと思います。
コロナ前は、15分の筋トレが習慣でした
もともと私は、今のような生活をしていたわけではありません。
コロナ禍になる前は、仕事が終わると整骨院に置いてあるバーベルなどを使って、15分ほど身体を動かすことを習慣にしていました。
本格的なトレーニングではありません。
「仕事が終わったら少し身体を動かしてから帰る」
それくらいのものです。
でも、今振り返ると、この15分が大切だったのだと思います。
毎日少し身体を動かす。
食生活も今ほど乱れていない。
その頃の私の体重は、64kg前後でした。
ところが、コロナ禍になって生活が一変しました。
何もかも面倒になり、筋トレをやめてしまいました
コロナ禍では、それまで当たり前だった生活が大きく変わりました。
私自身も気持ちが落ち込み、何をするにも面倒に感じるようになりました。
仕事が終わっても、
「今日は筋トレしなくていいか」
「明日やればいい」
そんな日が増えていきました。
そして、いつの間にか整骨院に置いてあるバーベルに触れることもなくなっていました。
その一方で、どんどん増えていったものがあります。
それが、
「食べること」
でした。
大好きなカールを箱買いして、毎日2袋食べていました
私は「カール」が大好きです。
ところが、現在カールは関東では販売されていません。
普通なら「売っていないなら仕方がない」と諦めるところなのかもしれません。
当時の私は違いました。
わざわざ箱買いして、整骨院まで送ってもらっていました。
そして仕事が終わると、カールを食べる。
しかも1袋ではありません。
毎日のように2袋食べてから帰っていました。
今こうして文章にすると、
「よくそんなに食べていたな」
と自分でも思います。
でも当時は、それが日常になっていました。
帰りにはオーケーストアへ。甘いものが「自分へのご褒美」でした
それだけではありません。
仕事帰りには、よくオーケーストアへ寄っていました。
そこで買うのは、アイスクリームやシュークリーム、ファミリーパックのお菓子、大袋のおせんべいなど。
ファミリーパックだからといって、家族で分けるわけではありません。
一人で食べてしまいます。
おせんべいも袋を開けると止まらなくなり、そのまま全部食べてしまうこともありました。
「今日は仕事を頑張ったから」
「これくらいならいいだろう」
そんなふうに、自分へのご褒美のように考えていました。
食べている時は幸せです。
でも、食べ終わると、
「また食べ過ぎてしまった……」
と後悔する。
そして、
「明日から気を付けよう」
と思う。
ところが次の日、仕事が終わる頃になると、また甘いものが欲しくなる。
その繰り返しでした。
今振り返ると、本当にお腹が空いていたから食べていたわけではなかったのだと思います。
コロナ禍の不安や仕事の疲れ、ストレス。
そうしたものを、
「食べること」で紛らわせていたのかもしれません。
体重は64kgから78kgへ
筋トレをやめる。
食べる量が増える。
甘いものやお菓子を毎日のように食べる。
そうした生活が続けば、当然身体は変わっていきます。
64kgだった体重は徐々に増え、
最終的には78kgになりました。
14kgの増加です。
もちろん、ある日突然14kg太ったわけではありません。
毎日の小さな習慣が少しずつ変わり、その積み重ねが14kgという数字になったのだと思います。
それでも、当時の私はどこかで、
「そのうち痩せればいい」
と思っていました。
少しずつ食生活を意識するようになり、78kgから76kgくらいまでは減りました。
しかし、それ以上はなかなか変わりませんでした。
そして、見た目以上に私を不安にさせたのが、身体の中で起きていた変化でした。
健康診断の数値まで悪くなっていました
体重が増えていく中で、血液検査の結果にも変化が出てきました。
悪玉コレステロール、いわゆるLDLコレステロールの数値が高くなっていたのです。
その結果を見た時、正直なところ最初は、
「これだけ太っているんだから、仕方ないよな」
という気持ちもありました。
自分でも生活習慣が良くないことは分かっていました。
ですから、ある意味では予想できる結果でもありました。
しかし、もう一つ、私を大きく不安にさせた数値がありました。
前立腺がんの腫瘍マーカーとして使われる、PSAです。
この数値も上昇していたのです。
「もし前立腺がんだったら」MRI検査を受けた時の恐怖
PSAは、前立腺がんだけでなく前立腺肥大や炎症など、さまざまな理由で上昇することがあります。
ですから、
「PSAが高い=前立腺がん」
というわけではありません。
それは私も分かっていました。
しかし、実際に「前立腺がんの可能性も考えて検査をしましょう」となり、MRIを受けることになった時は、話がまったく違いました。
本当に怖かったです。
「もし、がんだったらどうしよう」
「これからどうなるんだろう」
検査を受ける側になって初めて、病気を疑われた患者さんが感じる不安を、自分自身のこととして経験しました。
私は整骨院で患者さんの身体に関わる仕事をしています。
普段は患者さんを励ます側です。
でも、その時は自分自身が不安で仕方ありませんでした。
「健康って、当たり前じゃないんだな」
そんなことを考えるようになりました。
今はPSAも正常範囲に戻っています。
その結果を知った時は、本当に心の底から嬉しかったです。
ただし、PSAが正常化したことを「ダイエットをしたから」と単純に結び付けることはできません。
それでも、この経験が私に、
「体重だけではなく、自分の健康そのものと向き合わなければいけない」
と考えさせる大きなきっかけになったことは間違いありません。
2023年、酵素ドリンクのファスティングに挑戦しました
「このままではいけない」
そう思い、2023年に私は本格的なダイエットに挑戦しました。
選んだのは、酵素ドリンクを使ったファスティングでした。
その時の体重は、78kgから少し減って76kgほどになっていました。
ファスティングでは、3日間の断食を行いました。
さらに、その前後4日間も食事内容を制限しました。
「ここまでやるんだから、かなり痩せるだろう」
そんな期待がありました。
実際にファスティングで大きく体重を落としている方もいました。
ですから私も、
「自分もきっと変われる」
と思っていました。
ところが、実際に始めてみると想像以上につらいものでした。
「本当にこんな方法を患者さんに勧めていいのだろうか」
食べられない。
お腹が空く。
身体に力が入らない。
そして、精神的にもかなり追い込まれました。
断食中は、ふらつくような感覚もあり、
「本当にここまでして続ける必要があるのだろうか」
と思うほどでした。
その時、整骨院の院長として、もう一つの疑問が生まれました。
「私は、この方法を患者さんに勧められるだろうか?」
という疑問です。
自分自身がこれだけつらい。
精神的にもかなりきつい。
もし患者さんから、
「先生、ダイエットしたいんです」
と相談された時に、
「では、これをやってください」
と自信を持って勧められるだろうか。
私は疑問を感じました。
もちろん、ファスティングという方法そのものを否定するつもりはありません。
合う方もいると思いますし、実際に結果を出している方もいます。
でも、
「少なくとも自分にとっては、長く続けられる方法ではない」
と感じました。
それでも、
「ここまで頑張ったんだから」
と最後まで続けました。
そして、すべての日程を終えて体重計に乗りました。
あれだけ頑張ったのに、減ったのは2kgでした
体重は、
76kgから74kg。
減ったのは2kgでした。
もちろん、2kg減ったこと自体は悪い結果ではありません。
でも、その時の私には、とてもそう思えませんでした。
「あれだけ頑張ったのに、たった2kgなのか……」
という気持ちでした。
3日間食べることを我慢しました。
その前後も食事を制限しました。
精神的にもかなり苦しい思いをしました。
それなのに2kg。
一方で、同じような方法で大きく体重を落としている人もいます。
だからこそ、
「結果を出している人もいるのに、どうして自分は2kgしか減らないんだろう」
という悔しさもありました。
「自分のやり方が悪かったのかな」
「自分の身体は痩せにくいのかな」
「これだけやっても駄目なら、これ以上どうすればいいんだろう」
いろいろなことを考えました。
そして何より、
「こんなにつらい思いをしないと痩せられないのであれば、自分には続けられない」
と思いました。
これが、私の最初の大きな挫折でした。
それでも少しずつ72kgへ。でも、そこから体重は動かなくなりました
ファスティングの後も、ダイエットそのものを完全に諦めたわけではありませんでした。
無理のない範囲で食事を意識しながら、少しずつ体重を落としていきました。
そして最終的には72kg前後まで減りました。
78kgだった頃から考えれば6kg減っています。
それでも、私が本当に戻りたかったのはコロナ前の64kgです。
あと8kg。
ところが、ここからが長かったのです。
体重は72kg前後から、ほとんど動かなくなりました。
「もう年齢のせいなのかな」
「自分の適正体重は、もう72kgなのかな」
「64kgに戻るのは無理なのかもしれない」
そんなふうに考えることも増えていきました。
そして、長い停滞期間が続きます。
この状態を大きく変える出来事が起きたのが、2025年11月でした。
一つは、Instagram広告について相談していた女性コンサルタントから言われた、少し厳しい一言。
そしてもう一つは、踏切で転倒して左肩を脱臼したことです。
この二つの出来事が重なったことで、
「いつか痩せよう」
と思っていた私の気持ちは、
「今、本気で変わらなければいけない」
という決意に変わりました。
第2部では、女性コンサルタントから、
「本当はこんなこと言いたくないんですけど……」
と前置きされたうえで伝えられた言葉。
そして、左肩の脱臼。
そこから私が「3か月だけは絶対にやり切ろう」と決め、ファスティングとはまったく違う考え方で、もう一度ダイエットに取り組み始めた経緯についてお話しします。
第2部は、第1部の「72kgから動かなくなった」というところから、2025年11月の二つの出来事→決意→3か月ダイエット開始→ファスティングとは違う考え方に変わったところまで描きます。
今回は先ほど決めたように、H2=大きなストーリー、H3=具体的なエピソードで整理しました。
「いつか痩せよう」が「今、変わらなければ」に変わった日
72kgまで体重を落としたものの、そこから長い停滞期に入りました。
「もう年齢のせいなのかな」
「昔の64kgまで戻すのは無理なのかな」
そんな気持ちもありながら、どこかで私は、
「いつか痩せればいい」
と思っていたのだと思います。
本気で諦めたわけではありません。
でも、本気で変わろうともしていませんでした。
そんな私の気持ちを大きく変える出来事が、2025年11月に立て続けに起こりました。
一つは、女性コンサルタントの先生から言われた、少し厳しい一言。
そしてもう一つが、踏切で転倒して左肩を脱臼したことです。
今振り返ると、この二つが重なったからこそ、
「いつか痩せよう」ではなく、「今、本気で変わらなければ」
というところまで、気持ちを持っていけたのだと思います。
「本当はこんなこと言いたくないんだけど……」女性コンサルタントからの一言
2025年11月、私はInstagram広告について女性コンサルタントの先生に相談していました。
その中で、私の整骨院のホームページを見てもらう機会がありました。
ホームページには、以前の痩せていた頃の私の写真が掲載されていました。
その写真と、現在の私を見比べた先生が、少し言いにくそうにこう切り出しました。
「本当はこんなこと言いたくないんだけど……」
そして、私の見た目について指摘してくれました。
私の整骨院では、女性の患者さんを主な対象としています。
その女性の患者さんから見た時に、健康をサポートする立場である私自身が太っていることは、決して良い印象にはならないのではないか。
昔のホームページの写真と現在の私とのギャップも大きい。
そういったことを、率直に伝えてくれました。
もちろん、最初に聞いた時はドキッとしました。
自分でも太ったことは分かっています。
それを改めて人から指摘されるわけですから、耳の痛い話です。
でも、不思議と腹は立ちませんでした。
むしろ、
「言いにくいことを言ってくれて、ありがたいな」
と思いました。
健康を伝える人間自身が、どう見られているのか
私はそれまで、「太っていること」を自分自身の問題として考えていました。
健康診断の数値が気になる。
昔の服が着られなくなった。
鏡を見ると以前より太っている。
そういった、自分自身の問題です。
しかし、コンサルタントの先生から指摘されたことで、初めて違う視点を持つことができました。
「患者さんから、自分はどう見えているのだろう?」
という視点です。
私は身体の健康を扱う仕事をしています。
特に女性の患者さんに、
「身体を整えていきましょう」
「健康のために生活習慣も大切ですよ」
とお話しする立場です。
その人間が、自分自身の健康管理ができていないように見えたらどうでしょう。
患者さんからすると、
「先生自身は大丈夫なの?」
と思うかもしれません。
もちろん、痩せている人が健康で、太っている人が不健康だと単純に言えるものではありません。
体型だけで人の健康状態を判断することもできません。
それでも、健康を扱う仕事では、見た目から受ける印象も信頼の一部になる。
私はその時、初めてそのことを強く意識しました。
コンサルタントの先生は、おそらく私に言いづらかったと思います。
だからこそ、
「本当はこんなこと言いたくないんだけど……」
と前置きをしたのでしょう。
それでも私の仕事のことを考えて、あえて言ってくれました。
今でも、本当に感謝しています。
そして、その言葉が私の中に残っている最中に、もう一つの出来事が起こりました。
踏切で転倒し、左肩を脱臼しました
同じ2025年11月。
踏切の警報音が鳴り始めた時のことです。
「急げば渡れる」
そう思って、私は走りました。
ところが、その途中で転倒してしまいました。
そして左肩を強く打ち、脱臼してしまったのです。
当然、肩はとても痛みました。
日常生活にも不自由が出ました。
しかし、それ以上に私にとってショックだったのは、
「自分の身体が思っていたほど動かなかった」
ということでした。
「昔の自分だったら、こんな転び方をしただろうか」
転倒した後、そんなことを考えました。
もちろん、転倒と体重の増加を単純に結び付けることはできません。
誰でも転ぶ時はあります。
それでも、自分の中では引っ掛かるものがありました。
コロナ前には15分とはいえ筋トレをしていました。
体重も64kgでした。
それが筋トレをやめ、体重が増え、以前ほど身体を動かさなくなった。
そして、踏切を急いで走った時に転倒して肩を脱臼した。
「身体が衰えてきているのではないか」
そう感じたのです。
健康診断では悪玉コレステロールが高くなった。
PSAが上昇してMRIまで受けた。
体重は72kgから何年も動かない。
そして今度は転倒して肩を脱臼した。
そこへ、女性コンサルタントの先生からの言葉です。
いろいろなことが一気につながりました。
「もう、先延ばしにするのはやめよう。」
そう思いました。
「3か月だけは絶対にやってやろう」と決めました
以前のファスティングでは、短期間で一気に結果を出そうとしていました。
3日間断食する。
その前後も食事を制限する。
短期間だから頑張れる。
そう考えていました。
でも、実際にやってみると、私にとっては本当につらいものでした。
そして、あれだけ頑張ったにもかかわらず、減った体重は2kg。
そこで今回は、考え方を変えました。
短期間で一気に痩せようとするのをやめたのです。
最初から3か月という期間を設定しました。
そして、自分自身に一つだけ約束しました。
「3か月だけは、絶対にやってやろう。」
毎日完璧にやるとは決めませんでした。
甘いものを絶対に食べないとも決めませんでした。
とにかく3か月間、途中で投げ出さない。
それだけは守ろうと決めました。
この考え方が、結果的に私には合っていました。
1日ではなく「1週間」で考えるようにしました
3か月という期間を設定したことで、気持ちにも余裕が生まれました。
以前の私は、一度食べ過ぎると、
「今日は失敗した」
と思ってしまうところがありました。
ダイエットをしているのだから、毎日きちんと食事を管理しなければいけない。
甘いものを食べてはいけない。
そんなふうに考えてしまうと、ダイエットそのものが苦しくなります。
そこで今回は、1日単位ではなく1週間単位で考えることにしました。
食べ過ぎた日があっても、そこで終わりにしない
例えば、少し食べ過ぎてしまった日があったとします。
以前なら、
「せっかく頑張っていたのに……」
と落ち込んでいたかもしれません。
でも今回は、
「今日は少し食べ過ぎたから、明日からまた戻そう」
と考えました。
一日で帳尻を合わせようとしない。
一週間くらいの幅で全体を見る。
月曜日に少し食べ過ぎても、火曜日、水曜日、木曜日でまた整えていけばいい。
そう考えるだけで、精神的にずいぶん楽になりました。
ダイエット中に一度食べ過ぎたからといって、それまでの努力がすべてゼロになるわけではありません。
今振り返ると、この考え方が3か月続けられた大きな理由の一つだったと思います。
チョコレートも食べていました
今回のダイエットでは、甘いものを完全に禁止したわけでもありません。
私は甘いものが好きです。
以前のように大量に食べることはやめましたが、時にはチョコレートを食べることもありました。
いわゆる「チートデー」のように、少し気持ちを緩める日を作ることもありました。
それでいいと思っていました。
なぜなら、私にはファスティングでの経験があったからです。
我慢し過ぎる方法は、自分には続かない。
そのことを身をもって知っていました。
「食べてはいけない」ではなく「どれくらい食べるか」
チョコレートを一口食べたらダイエット失敗。
そんなことはありません。
問題は、
「食べるか、食べないか」
だけではなく、
「どのくらい食べるのか」
だと考えるようになりました。
好きなものを一生食べない生活など、私にはできません。
それなら、適量を楽しみながら続けられる生活を作った方がいい。
そう考えました。
以前の私なら、チョコレートを食べたこと自体に罪悪感を持っていたかもしれません。
でも今回は、
「今日はチョコレートを食べた。でも、また明日から整えればいい」
と思えるようになりました。
この「余裕」が、思っていた以上に大切でした。
今回は、激しい運動で痩せたわけではありません
そして、もう一つお伝えしておきたいことがあります。
今回、64kgまで戻すために、私は激しい運動をしたわけではありません。
そもそも左肩を脱臼していました。
以前のように整骨院のバーベルを使って、積極的に筋力トレーニングをするような状態ではありませんでした。
ランニングを毎日したわけでもありません。
ジムに通い詰めたわけでもありません。
今回、特に意識したのは、
食事・栄養・睡眠です。
身体に必要なものをきちんと摂る。
食べ過ぎたら、その後で整える。
睡眠も意識する。
そして、それを3か月続ける。
派手なことはしていません。
だからこそ、私はこの経験から、
「ダイエットは短期間の根性比べではない」
と思うようになりました。
ファスティングの時とは、考え方がまったく逆になっていました
振り返ってみると、2023年のファスティングと今回のダイエットでは、考え方がほとんど正反対でした。
ファスティングの時は、
「短期間だから、とにかく我慢しよう」
という考え方でした。
今回は、
「3か月あるんだから、今日うまくいかなくても立て直せばいい」
という考え方です。
ファスティングでは、食べることを我慢しました。
今回は、必要な栄養を摂ることを考えました。
ファスティングでは、一日一日の結果に一喜一憂しました。
今回は、一週間という少し長い単位で考えました。
そして何より、
100点を取り続けようとするのをやめました。
70点の日があってもいい。
50点の日があってもいい。
時にはチョコレートを食べてもいい。
でも、そこでやめない。
また戻ってくればいい。
私にとっては、その方がずっと続けやすかったのです。
「続けること」が少しずつ身体を変えていきました
最初から劇的に体重が落ちたわけではありません。
でも、生活を整えていくうちに、少しずつ身体に変化が現れました。
そして、長い間72kg前後から動かなかった体重が、再び動き始めたのです。
72kgを切った時。
70kgを切った時。
そして、さらに体重が落ちていった時。
「今回は、今までと何かが違う」
そう感じるようになりました。
それでも、途中で気を緩めないようにしました。
目標は、
「3か月間やり切ること」
だったからです。
そして3か月後。
私は、ついにコロナ前の体重だった64kgまで戻ることができました。
体重計に表示された「64」という数字を見た時、
「やった!」
という興奮よりも、最初に出てきたのは、
「やっと戻った……」
という安堵感でした。
長かった。
本当に長かったと思います。
78kgまで増え、ファスティングに挑戦して挫折し、72kgから何年も動かなかった体重。
それが、ようやく元の64kgに戻ったのです。
そして鏡を見た時、もう一つ素直に思ったことがあります。
「やっぱり痩せている方が、自分は格好いいな。」
健康のために始めたダイエットでしたが、見た目が変わることも、やはり嬉しいものです。
昔履いていたズボンも、再び履けるようになりました。
太って履けなくなっても捨てずに取っておいたのですが、
「捨てなくて本当によかった」
と思いました。
新しくズボンを買い直さなくてもいいので、思わぬところで節約にもなりました。
でも、私にとって本当に嬉しかったことは、まだ別にありました。
以前、高くなっていた悪玉コレステロール。
そして、MRI検査を受けるほど不安を感じていたPSA。
その後の検査で、どちらも正常範囲に戻っていたのです。
MRI検査を受けた時に感じた、あの恐怖。
「もし、がんだったらどうしよう」
と思った自分を思い出すと、正常範囲に戻ったことは、体重が64kgになったこと以上に嬉しかったかもしれません。
そして、久しぶりに会う患者さんからも、
「先生、痩せましたね!」
と言われるようになりました。
中には、
「先生、どこか悪いんですか?」
と心配してくださる方もいます。
そこで、
「実は踏切で転んで、肩を脱臼しまして……」
と今回の経緯をお話しすると、
「そんなことがあったんですか!」
と驚かれます。
自分の失敗談なので少し恥ずかしいのですが、今では笑って話せるようになりました。
そして私は、この3か月の経験を通して、もう一つ大切なことに気付きました。
私はもともとダイエットについて勉強していたため、
「今週は少し食べ過ぎたから、来週はこうしよう」
「ここはもう少し調整しよう」
と、自分である程度判断することができました。
しかし、ダイエットについて詳しくない方が、これを全部一人で判断するのは簡単ではないと思います。
何が正しいのか分からない。
体重が減らないと不安になる。
食べ過ぎると、自分を責めてしまう。
そして、途中でやめてしまう。
だからこそ、
「一緒に伴走してくれる人がいること」
が大切なのではないか。
私はそう考えるようになりました。
第3部では、64kgに戻ったこと以上に嬉しかった「健康を取り戻した」という実感、そして私自身の経験から考えるようになった、
「なぜダイエットには伴走者が必要なのか」
さらに、
「なぜエステではなく、整骨院がダイエットをサポートするのか」
についてお話ししたいと思います。
第3部は、ここまでの「私自身の成功体験」から一段視点を広げて、なぜ伴走が必要なのか/なぜ整骨院でダイエットなのか/どんな方を助けたいのかへつなげます。
特に「エステとの違い」は、エステを否定するのではなく、整骨院だから身体の負担や姿勢まで見られるという方向で書きました。
14kg痩せて気付いた「本当に大切なこと」
64kgから78kgへ。
そして、再び64kgへ。
数字だけを見れば、
「14kgのダイエットに成功した」
という話なのかもしれません。
でも、私自身は今回の経験を、単なるダイエット成功体験だとは思っていません。
もちろん、鏡を見た時に以前の自分に戻れたことは嬉しかったです。
昔履いていたズボンがもう一度履けるようになったことも嬉しかった。
久しぶりに会った患者さんから、
「先生、痩せましたね!」
と言われるのも嬉しいものです。
でも、それ以上に私が感じたのは、
「健康でいられることは、当たり前ではない」
ということでした。
MRI検査を受けることになり、結果を待ちながら、
「もし前立腺がんだったらどうしよう」
と不安になった経験。
踏切で転倒して左肩を脱臼し、
「自分が思っているほど身体が動かなくなっているのではないか」
と感じた経験。
そして、健康をサポートする仕事をしている自分自身が、患者さんからどのように見えているのかを考えるきっかけになった、女性コンサルタントの先生からの言葉。
一つひとつは別の出来事です。
でも今振り返ると、それらが全部つながって、
「自分の健康と本気で向き合おう」
と思わせてくれたのだと思います。
64kgに戻ったことより嬉しかったこと
3か月の取り組みを終え、体重が64kgに戻った時は、
「やっと元に戻った……」
という安堵感がありました。
しかし、私にとってそれ以上に大きかったのは、その後の検査結果でした。
以前高くなっていた悪玉コレステロールは、現在正常範囲に戻っています。
そして、前立腺がんの可能性を心配してMRI検査まで受けることになったPSAも、現在は正常範囲です。
この結果を知った時は、本当に嬉しかったです。
もちろん、これは非常に大切なことなので、誤解のないようにお伝えしておきます。
ダイエットをしたからPSAが正常化した、あるいは体重を減らしたから病気を防げた、と言うことはできません。
PSAやコレステロールの数値には、さまざまな要因が関係します。
必要な検査や医療機関への受診に代わるものでもありません。
それでも、自分自身の生活習慣を見直し、体重が64kgに戻り、その後の検査数値も正常範囲になったことは、私にとって大きな安心につながりました。
「痩せた」という喜び以上に、
「もう一度、自分の健康に自信を持てるようになった」
ことが嬉しかったのです。
ダイエットの目的は「体重計の数字」だけではないと思います
ダイエットというと、
「あと5kg痩せたい」
「昔の体重に戻りたい」
「細い服を着たい」
といった目標を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、それも立派な目標です。
私自身、鏡を見れば、
「やっぱり痩せている方がスタイルがいいな」
と思います。
以前履いていたズボンが履けるようになった時も嬉しかったです。
でも、40代、50代、60代と年齢を重ねていくほど、ダイエットにはもう一つの意味が出てくるのではないでしょうか。
それが、
「これから先の健康を守ること」
です。
体重が増えることで身体への負担が大きくなる場合があります。
動くことがおっくうになれば、さらに活動量が減る。
活動量が減れば、筋力も落ちやすくなる。
そして身体を動かすことがますます面倒になる。
私自身も、その流れの中にいたのだと思います。
だから今は、
「何kgになったか」だけではなく、「その身体でこれからどう生きていきたいか」
まで考えることが大切だと思っています。
私は毎日100点だったから痩せたわけではありません
ここまで読むと、
「先生だから、相当厳しく食事管理をしたんでしょう?」
と思われるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
私もチョコレートを食べました。
食事が思い通りにならない日もありました。
毎日完璧にできたわけではありません。
それでも、3か月続けることができました。
私が大切にしたのは、
「100点を取り続けること」ではなく、「途中でやめないこと」
だったからです。
1回の失敗を「ダイエットの失敗」にしない
これは、今回の経験から強く感じたことです。
ダイエット中にチョコレートを食べた。
外食をした。
予定より多く食べてしまった。
体重が少し増えた。
それだけで、
「もうダメだ」
と考える必要はありません。
一回の食事は、一回の食事です。
それを、
「私はダイエットに失敗した」
という大きな話にしてしまわないことが大切です。
私の場合は、
「今日は食べたから、また明日から戻そう」
「今週は少し多かったから、来週調整しよう」
と考えていました。
1日ではなく、1週間で考える。
この余裕があったから、3か月という期間を走り切れたのだと思います。
でも、これを一人で判断するのは難しいと思います
私は仕事柄、身体や健康について勉強してきました。
今回のダイエットについても、自分なりに勉強しながら取り組みました。
だから、
「ここは少し調整しよう」
「今週はこれで大丈夫」
「体重が動かなくても、もう少し続けてみよう」
と自分で判断することができました。
でも、一般の方が同じことを一人で行うのは、決して簡単ではないと思います。
今はインターネットやSNSを開けば、ダイエット情報が大量に出てきます。
「糖質を減らしましょう」
「脂質を減らしましょう」
「朝食を食べましょう」
「朝食は抜きましょう」
「16時間断食がいい」
「筋トレが必要」
「有酸素運動がいい」
調べれば調べるほど、
「結局、私は何をすればいいの?」
となってしまう方も多いのではないでしょうか。
そして、自分なりに始めてみても体重が減らない。
すると、
「この方法は間違っているのかな」
と不安になる。
別の方法に変える。
また結果が出ない。
そして、やめてしまう。
私自身がファスティングで感じた、
「結果を出している人がいるのに、なぜ自分はうまくいかないんだろう」
という気持ちと同じです。
だから「伴走してくれる人」が必要だと思いました
これはダイエットに限った話ではありません。
何か新しいことを始める時、その道に詳しい人からアドバイスをもらうことには大きな意味があります。
自分一人では、
「これで合っているのかな?」
と迷います。
でも、知識のある人から、
「その方向で大丈夫ですよ」
「ここだけ少し変えてみましょう」
「今週は十分できていますよ」
と言ってもらえれば、安心して続けることができます。
私は、これが**「伴走」**だと思っています。
ダイエットで必要なのは「叱る人」ではなく「戻してくれる人」
私が考える伴走者は、食べ過ぎた人を叱る人ではありません。
「どうして食べたんですか?」
「意志が弱いですね」
そんなことを言われたら、私だったら嫌になります。
人間ですから、予定通りにいかない日はあります。
仕事で疲れる日もあります。
付き合いで食事をする日もあります。
甘いものが食べたくなる日もあります。
大切なのは、そこで責めることではありません。
「では、ここからどう戻しましょうか」
と一緒に考えることです。
食べ過ぎた。
だったら次をどうするか。
体重が停滞した。
だったら何を見直すか。
仕事が忙しくてできなかった。
だったら、その生活の中で何ならできるか。
そうやって一緒に軌道修正する人がいることが、ダイエットを続けるうえで大きな力になるのではないかと思います。
私自身、今回の経験を通して、
「ダイエットは知識だけではなく、続けるための環境も大切なんだ」
と気付きました。
なぜ整骨院でダイエットなのか
ここまで読まれて、
「でも、どうして整骨院でダイエットなの?」
と思われる方もいるかもしれません。
これは、とても自然な疑問だと思います。
ダイエットと聞けば、スポーツジムやエステ、ダイエット専門店などを思い浮かべる方が多いでしょう。
それぞれに得意な分野があります。
エステには美容の専門性があります。
ジムには運動指導の専門性があります。
では、整骨院がダイエットに関わる意味は何なのか。
私は、
「体重と身体の負担を一緒に考えられること」
だと思っています。
体重が増えると、足腰への負担も変わります
私は毎日、腰痛や膝の痛み、股関節の不調、肩こり、姿勢の悩みなどを抱える患者さんの身体を見ています。
その中で、体重が身体への負担に関係しているケースを目にすることがあります。
体重が増えれば、立つ、歩く、階段を上るといった日常動作で、膝や股関節、腰などにかかる負担も大きくなりやすくなります。
身体が重く感じれば、動くこと自体がおっくうになることもあります。
動かなくなれば筋力が落ちる。
すると、さらに身体を支えることが難しくなる。
こうした悪循環につながることもあります。
もちろん、
「痩せればすべての痛みが治る」
という単純な話ではありません。
痛みにはさまざまな原因があります。
しかし、身体を支える仕事をしているからこそ、体重という要素を無視することもできないと感じています。
体重と姿勢の両方を見ることができる
もう一つ、整骨院だからこそ大切にしたいのが姿勢です。
体重が増え、お腹まわりが大きくなると、身体の重心や立ち方が変化する場合があります。
それに伴って骨盤や背骨の使い方が変わり、腰や背中、首、肩などに負担がかかることもあります。
反対に、体重が減って身体が動かしやすくなることで、運動や日常生活にも取り組みやすくなります。
だから私は、
体重だけを見て終わるダイエットにはしたくありません。
体重。
姿勢。
身体の動き。
筋力。
食事。
栄養。
睡眠。
生活習慣。
こうしたものを一つの身体の問題として見ていきたいと思っています。
それが、私が整骨院でダイエットに取り組む意味だと考えています。
「美容のためだけ」ではなく「これからの健康のため」に
もちろん、
「きれいになりたい」
「昔の服を着たい」
「写真に自信を持って写りたい」
という理由でダイエットを始めることも、とても良いことだと思います。
私自身、64kgに戻って鏡を見た時、
「やっぱり、この方がいいな」
と思いました。
見た目が変わることは嬉しいです。
でも、私がこれから特に力になりたいのは、
「これから先の健康のために体重を整えたい」
と考えている方です。
健康診断の結果が気になってきた。
最近、以前より身体が重い。
膝や腰への負担が気になる。
昔より疲れやすくなった。
何度もダイエットしたけれど、続かなかった。
「このまま年齢を重ねて大丈夫なのかな」
そんな不安を感じ始めた方です。
私自身も同じでした。
だから、その気持ちがよく分かります。
私が作りたいのは「痩せさせるプログラム」ではありません
私自身、ファスティングで苦しい経験をしました。
そして、短期間で結果を出そうとするより、3か月という期間の中で生活を整えていく方が、自分には合っていました。
だから、私がこれから作りたいものは、
「○日で○kg!」
というようなダイエットではありません。
また、食べたものを毎日厳しくチェックして、
「これはダメです」
「あれもダメです」
と禁止することが中心のプログラムでもありません。
目指したいのは、
健康な身体を取り戻すための伴走型のダイエットサポートです。
その方の生活があります。
仕事があります。
家庭があります。
好きな食べ物もあります。
それらを全部無視して、理想的な食生活だけを押し付けても、長く続けることは難しいと思います。
だから、
「この方の生活なら、何ができるだろう?」
と一緒に考えたい。
うまくいったら、一緒に喜ぶ。
うまくいかなかったら、原因を一緒に考える。
そして、また戻す。
その繰り返しです。
私自身が失敗したからこそ、伝えられることがあります
もし私が、ずっと64kgのままで一度も太ったことがなかったら、
「食べ過ぎなければいいんですよ」
と簡単に言っていたかもしれません。
でも、私は78kgまで太りました。
仕事が終わった後、カールを2袋食べていました。
オーケーストアでお菓子や甘いものを買っていました。
「明日から頑張ろう」と何度も思いました。
ファスティングでは、あれだけ我慢して2kgしか減らず、落ち込みました。
72kgから何年も体重が動かず、
「もう年齢のせいなのかな」
と思いました。
だから、
「分かっているけれど、できない」
という気持ちが分かります。
そして同時に、
「少しくらい失敗しても、また戻ればいい」
ということも、自分自身の経験からお伝えできます。
これは、私が14kg痩せたこと以上に、大切な経験だったと思っています。
今度は、私があなたの伴走者になりたい
私は、患者さんを「痩せさせる先生」になりたいわけではありません。
体重計の数字だけを追いかけたいわけでもありません。
私が本当に願っているのは、
患者さんに、健康で自分らしく過ごせる身体を取り戻していただくことです。
身体が軽くなった。
以前より歩くことが楽になった。
健康について前向きに考えられるようになった。
鏡を見ることが少し嬉しくなった。
昔着ていた服が、また着られるようになった。
そして、
「これなら、この先も自分の身体を大切にしていけそう」
と思えるようになった。
そんな変化を一緒に喜べる存在になりたいと思っています。
私自身、一度は健康への自信を失いかけました。
だからこそ今度は、その経験を患者さんのために使いたい。
私は患者さんを、ただ痩せさせたいのではありません。
健康で、自分らしく笑顔で過ごせる人生を取り戻していただきたい。
そのために、私は伴走したいと思っています。
次の第4部では、この思いを実際のサポートへつなげるために、
「どんな方に来ていただきたいのか」
そして、
「初回相談では何をするのか」
についてお話しします。
一人で頑張るダイエットから、一緒に健康を取り戻すダイエットへ
ここまで長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございます。
私自身のことをここまで詳しく書くことには、正直、少し迷いもありました。
64kgだった体重が78kgまで増えたこと。
仕事が終わると、整骨院でカールを2袋食べていたこと。
帰り道にオーケーストアへ寄り、甘いものやお菓子を買っていたこと。
ファスティングに挑戦し、精神的にもつらい思いをしながら、結果が2kg減だったこと。
健康診断の数値が悪くなり、PSAの上昇から前立腺がんの可能性を心配してMRI検査を受けたこと。
女性コンサルタントの先生から、見た目について厳しい指摘を受けたこと。
踏切で転倒し、左肩を脱臼したこと。
どれも、できれば格好よく見せたい自分からすれば、あまり人に話したくないことばかりです。
それでも、あえて書こうと思いました。
なぜなら、もしこの記事を読んでいる方の中に、
「自分も同じかもしれない」
と思ってくださる方が一人でもいれば、私の失敗した経験にも意味があると思ったからです。
「痩せたい。でも続かない」そんな方に来ていただきたいと思っています
私は、すでに自分一人で食事や運動を管理でき、順調に体重を落とせている方に、無理にダイエットサポートをおすすめする必要はないと思っています。
一人でできているのであれば、それが一番です。
私がお力になりたいのは、
「変わりたいと思っている。でも、一人ではなかなか続けられない」
という方です。
こんなお悩みはありませんか?
「昔より体重が増えて、なかなか戻らなくなった」
「健康診断の結果が少しずつ気になるようになってきた」
「何度もダイエットを始めたけれど、いつも途中でやめてしまう」
「仕事が終わると、どうしても甘いものを食べてしまう」
「食事を減らしているつもりなのに、なかなか体重が減らない」
「運動しなければと思うけれど、長続きしない」
「腰や膝への負担を考えると、少し体重を減らした方がいいと思っている」
「昔着ていた服が着られなくなった」
「鏡や写真に映った自分を見て、以前との違いにショックを受けた」
そして、
「このまま年齢を重ねていって大丈夫なのかな」
と、漠然とした不安を感じている。
一つでも思い当たることがあれば、数年前の私とよく似ています。
私も「痩せた方がいい」と分かっていました。
でも、分かっていることと、実際にできることは別でした。
「分かっているけれど、できない」を責めない
ダイエットについて調べれば、
「お菓子を減らしましょう」
「食べ過ぎないようにしましょう」
「睡眠を取りましょう」
「身体を動かしましょう」
といった情報はいくらでも出てきます。
おそらく、多くの方は言われなくても分かっていると思います。
私も分かっていました。
健康を仕事にしている人間ですから、
「毎日カールを2袋食べていたら太る」
ということくらい、当然分かっています。
それでも食べていました。
だから私は、
「知識がないからできない」とは限らない
と思っています。
仕事で疲れている。
ストレスがたまっている。
家族のことで忙しい。
睡眠不足になっている。
食べることが一日の楽しみになっている。
人には、それぞれ事情があります。
その背景を考えず、
「食べなければいい」
「もっと頑張りましょう」
と言うだけでは、根本的な解決にはならないと思います。
大切なのは、
「なぜ続けられないのか」
を一緒に考えることです。
私は「食べてしまったこと」を叱りたくありません
例えば、ダイエット中にチョコレートを食べたとします。
私は、それだけで、
「ダメですよ」
とは言いたくありません。
私自身も、3か月のダイエット中にチョコレートを食べていました。
それでも64kgまで戻ることができました。
大切なのは、一回の食事を必要以上に大きな失敗にしないことです。
「昨日食べ過ぎました」
と相談されたら、
「では、今週はどうしましょうか?」
と一緒に考える。
体重が思ったように減らなければ、
「何が悪かったんでしょうね」
と責めるのではなく、
「どこを少し変えたら続けやすいでしょう」
と考える。
私が目指しているのは、そんなサポートです。
完璧を求めるのではなく、続けられる方法を一緒に探す。
それが、私自身の経験からたどり着いた考え方です。
3か月だからこそ、焦らず立て直せる
私が今回のダイエットで大切にしたのが、3か月という期間でした。
ファスティングの時は、短期間で結果を出そうとしていました。
だから、一日一日がとても苦しかった。
「今日も我慢しなければ」
「あと何日だ」
そんなことばかり考えていました。
一方、今回は最初から3か月と決めていました。
すると、一日うまくいかなくても、
「まだ時間はある」
と思えます。
一週間くらい体重が動かなくても、
「もう少し様子を見よう」
と考えることができます。
チョコレートを食べても、
「これで全部終わり」
とはなりません。
翌日からまた戻せばいい。
私は、この精神的な余裕がとても大切だと感じました。
だから、私が考えているダイエットサポートも、短期間で無理に結果を求めるのではなく、ある程度の期間をかけて生活習慣そのものを整えていくことを大切にしたいと思っています。
体重だけではなく「身体全体」を見ていきたい
そして、これは整骨院だからこそ大切にしたい部分です。
ダイエットを始める時、多くの方が最初に見るのは体重だと思います。
もちろん体重は大切な指標です。
でも、私は体重だけを見て終わりにはしたくありません。
身体の状態も一緒に確認します
例えば、
姿勢はどうなっているのか。
骨盤や背骨をどのように使っているのか。
身体を動かしにくくなっていないか。
腰や膝、股関節などに負担がかかっていないか。
筋力が落ちていないか。
こうした部分も一緒に見ていきたいと思っています。
なぜなら、体重を減らすこと自体が最終目的ではないからです。
身体を軽くし、これから先も元気に動ける状態を作ること。
そこまで考えるのが、整骨院でダイエットを行う意味だと思っています。
エステとも、スポーツジムとも違う役割
私は、エステやスポーツジムと競争したいわけではありません。
それぞれに得意分野があります。
美容を中心に考えるのであれば、エステにはエステの良さがあります。
筋力をつけたり本格的に身体を鍛えたりしたいのであれば、スポーツジムはとても良い場所です。
では、整骨院には何ができるのか。
私は、
「健康と身体の機能という視点からダイエットを考えられること」
だと思っています。
痩せて見た目をきれいにする。
それも素晴らしい目標です。
でも、その先に、
「腰への負担を減らしたい」
「膝を気にせず出掛けたい」
「疲れにくい身体になりたい」
「姿勢も整えたい」
「健康診断をきっかけに生活を見直したい」
といった目標があるのであれば、整骨院だからこそお手伝いできる部分があると思っています。
「健康診断の結果が気になる」という方へ
私自身、健康診断の数値に不安を感じた経験があります。
特にPSAが上昇し、前立腺がんの可能性を心配してMRI検査を受けた時の恐怖は、今でも忘れられません。
だから、
「健康診断で引っ掛かったから、ダイエットした方がいいのかな」
という気持ちもよく分かります。
ただし、ここは非常に大切なことなので、はっきりお伝えしておきます。
健康診断で異常を指摘された場合や、病気が疑われる場合には、まず医療機関で適切な診察・検査を受けてください。
ダイエットや生活習慣の見直しが、医療機関での診断や治療の代わりになるものではありません。
私自身もPSAが高くなった時には、必要な検査を受けました。
そのうえで、
「これからの健康のために、自分で変えられる生活習慣を整えていく」
ということが大切だと考えています。
初回相談では、まずあなたのお話を聞かせてください
もし、
「少し興味はあるけれど、自分に合うか分からない」
という方がいらっしゃいましたら、まずは初回相談をご利用いただきたいと思っています。
いきなり厳しい食事制限を始めるわけではありません。
まずは、
「なぜ痩せたいのか」
「これまでどんなダイエットをしてきたのか」
「どこで続かなくなったのか」
「普段どのような食生活をしているのか」
「睡眠は取れているのか」
「身体に痛みや不調はないか」
「3か月後、どんな状態になっていたいのか」
そんなお話を聞かせてください。
「何kg痩せたいですか?」だけでは終わりません
もちろん、目標体重についてもお聞きします。
でも、
「現在70kgだから、60kgを目指しましょう」
という数字だけの話にはしたくありません。
例えば、
「昔履いていたズボンをもう一度履きたい」
でもいいと思います。
「旅行へ行った時に、疲れずに歩きたい」
でもいい。
「健康診断が気になって、生活を変えたい」
でもいい。
「鏡に映った自分を、もう少し好きになりたい」
でもいいと思います。
その方にとって、なぜ痩せたいのか。
私はそこを大切にしたいと思っています。
目標が違えば、ダイエットを続ける理由も違うからです。
初回相談で無理に契約をおすすめすることはありません
ダイエットは、ある程度の期間をかけて取り組むものです。
だからこそ、
「この方法なら続けられそう」
「この先生となら一緒にやれそう」
と納得してから始めていただきたいと思っています。
初回相談を受けたからといって、その場でプログラムを契約する必要はありません。
無理に回数券やプログラムをおすすめすることもありません。
一度話を聞いて、
「自分には違うかな」
と思えば、それでも構いません。
反対に、
「これなら自分にもできるかもしれない」
と思っていただけたら、その時に一緒に始めましょう。
私は、ダイエットを始める前から**「伴走する関係」**は始まっていると思っています。
だからこそ、納得してスタートしていただくことを大切にしたいのです。
「まずは話を聞いてみたい」でも大丈夫です
ここまで読んで、
「少し自分にも当てはまるな」
と思った方。
でも、
「いきなりダイエットを始めるのはちょっと……」
と思われる方もいるでしょう。
それで大丈夫です。
まずは話をするところから始めてください。
LINEで、
「ダイエットの記事を読みました」
と一言送っていただくだけでも構いません。
そこから初回相談の日程をご案内いたします。
「自分の場合はどうなのか聞いてみたい」
「どんなことをするのか、もう少し詳しく知りたい」
そんなお問い合わせでも大丈夫です。
数年前の私と同じように悩んでいるあなたへ
もし、数年前の私に今の自分から何か一つ伝えられるとしたら、
私は、
「そんなに一人で頑張らなくてもいいよ」
と言いたいです。
78kgまで太ってしまった時。
ファスティングでつらい思いをした時。
あれだけ頑張って2kgしか減らず、落ち込んだ時。
72kgから何年も体重が動かなかった時。
健康診断の結果を見て、
「これだけ太っているんだから仕方ない」
と思っていた時。
そしてMRI検査を受け、
「もし、がんだったらどうしよう」
と怖くなった時。
あの頃の私は、自分一人で何とかしようとしていました。
でも今は思います。
その道について知識を持っている人と一緒に考える。
うまくいかなければ、修正する。
そして、途中で諦めずに続ける。
それだけでも、ずいぶん違ったのではないかと思います。
あの失敗も、あのケガも、無駄ではありませんでした
2025年11月。
女性コンサルタントの先生から、
「本当はこんなこと言いたくないんだけど……」
と前置きをされて、見た目について指摘されました。
あの時、言いにくいことを言ってくださったことに、今でも感謝しています。
そして同じ頃、踏切で転倒して左肩を脱臼しました。
当時は、
「どうしてこんなことになったんだろう」
と思いました。
でも今振り返ると、あの二つの出来事がなければ、
「いつか痩せよう」
と思いながら、今でも何も変わっていなかったかもしれません。
あの言葉があった。
あのケガがあった。
だから私は、
「3か月だけは絶対にやってやろう」
と決意できました。
そして、64kgまで戻ることができました。
健康診断の数値も現在は正常範囲となり、昔履いていたズボンもまた履けるようになりました。
久しぶりに会った患者さんから、
「先生、痩せたね」
と言っていただけるようにもなりました。
もちろん、これからも健康管理は続きます。
64kgになったら終わりではありません。
むしろ、ここからこの身体をどう維持していくかが大切です。
だから私は、ダイエットを、
「一時的に痩せるためのイベント」ではなく、「これからの人生のために生活を整えるきっかけ」
だと考えています。
私は「痩せさせる先生」ではなく、あなたの伴走者でありたい
私は、患者さんをただ痩せさせたいわけではありません。
体重計の数字を減らして、
「○kg痩せましたね」
と言うだけのサポートをしたいわけでもありません。
私が本当に願っているのは、
健康で、自分らしく笑顔で過ごせる人生を取り戻していただくことです。
身体が軽くなって、出掛けることが楽しくなる。
腰や膝への負担を少しでも減らし、これからも自分の足で歩いていく。
健康について前向きに考えられるようになる。
昔着ていた服が、また着られるようになる。
鏡を見た時に、
「ちょっといい感じになったな」
と思える。
そして何より、
「自分の身体を、これからも大切にしていこう」
と思えるようになる。
そんな変化を一緒に喜びたいと思っています。
私自身、64kgから78kgまで太りました。
何度も失敗しました。
ファスティングではつらい思いもしました。
何年も体重が動かない時期も経験しました。
だから、
「分かっているけれど、できない」
という気持ちが分かります。
そして今は、
「少しくらいうまくいかなくても、また戻ればいい」
ということもお伝えできます。
一人で頑張らなくても大丈夫です。
うまくいかない時は、一緒に考えましょう。
そして、うまくいった時は一緒に喜びましょう。
私は患者さんを痩せさせたいのではありません。
患者さんに、健康で自分らしく笑顔で過ごせる人生を取り戻していただきたい。
そのために、私は伴走します。
もしこの記事を読んで、
「一度相談してみようかな」
と思っていただけたら、LINEから、
「ダイエットの記事を読みました」
と送ってください。
まずは、あなたのお話を聞かせてください。
無理な勧誘や、その場での契約をお願いすることはありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」
という方も歓迎しています。
あなたが数か月後、
「あの時、相談してよかった」
と思えるように。
一緒に、最初の一歩を踏み出しましょう。
ときわ台駅前整骨院
院長 牧口 哲也