整体院での回数券は必要か不要かを院長 が本音で解説します

こんにちは。ときわ台駅前整骨院の牧口です。

当院は腰が痛いことで「夫婦で旅行に行きたい」「同僚に迷惑をかけずに仕事をしたい」と思い悩んでいる方でもボキボキしない安全な整体をすることで、患者さんのなりたい未来を叶えるお手伝いをしている整骨院です。

本日は患者さんが気になる整体院での回数券はありorなし?

問題について整骨院経営者が本音でお話します。

患者さんもとても気になっていることだと思います。

整体の料金はどのように決まるのか?

まず最初に、整体の料金はどのように決まるのでしょうか?この疑問に対する答えは、整体業界の仕組みを理解する上で非常に重要です。一般的には、整体の平均的な単価は1分あたり200円と考えられています。この見解は、多くの治療院のコンサルタントたちによって支持されています。

具体的に説明してみましょう。たとえば、患者さんが施術を受けるために整体院に入ってから、施術を終えてお会計を済ませてお店を出るまでの時間が45分であると仮定します。この場合、料金は45分×200円で、合計9000円になります。このように、分単価に基づいた料金設定が多くの整体院で行われています。しかし、この分単価よりも安い価格設定をしている整体院、例えば60分6000円といった料金設定をしているところは、経営が徐々に厳しくなり、最終的には廃業を余儀なくされるリスクが高まるとされています。

整体院経営の二極化

現在、厳しい状況に直面している整骨院の多くは、保険診療のみに依存しているという印象を受けます。これは、自由診療を展開することができず、結果的に経営が困難になる要因の一つです。その一方で、整骨院の看板を掲げているにもかかわらず、思い切って整体に特化した院は多く存在し、これらの院は1万円から1万2000円程度の料金設定で収益を上げています。このように、成功している整体院は、料金設定を見直し、ビジネスモデルを適切に調整することで、利益を上げることができています。

このような状況から、業界全体を見渡すと、経営がうまくいっているところと、逆に経営が厳しいところとの間で、明確な二極化が進行しています。成功している整体院は、患者さんに質の高いサービスを提供しながら、適切な価格設定を行っているのです。その結果、彼らは安定した収益を得ることができているのです。このような業界の動向を理解することで、整体院の運営や料金設定に関する新たな視点を得ることができるでしょう。

料金は妥当なものか?

そもそも、分単価200円にはどのような費用が含まれているのでしょうか?この金額には、さまざまな経費が含まれています。具体的には、店舗の家賃や店舗改装のための借金、機械のリース代、水道光熱費、そしてフェイスペーパーや治療用ジェルなどの備品にかかる費用、さらには広告宣伝費などが挙げられます。これらの費用は、整体院を運営する上で不可欠なものです。そして、忘れてはいけないのが、技術セミナーや集客セミナーの受講料金です。これらのセミナーは、施術の技術向上や集客力を高めるために重要な投資です。

近年、世界中で紛争が発生しており、それに伴ってエネルギー需給の問題が深刻化しています。その影響で、電気代が高騰していることは、皆さんも耳にしたことがあるでしょう。加えて、物価全体が上昇しているため、家賃や備品の価格も上がってきています。特に、広告宣伝費に関しては、東京では1人の顧客を集客するのに1万円かかることが一般的だと試算されています。このように、さまざまなコストが増加しているのが現状です。

これらの費用はすべて、分単価200円という金額に集約されています。そして、この分単価に施術にかかる時間を掛け合わせたものが、都度払いの料金として設定されているのです。言い換えれば、施術を受ける際の料金は、こうした多くの経費を反映したものだと言えるでしょう。

だからこそ、自由診療の料金設定は、ある意味で妥当な価格設定であると私は考えています。このように、整体院の料金はただの施術料ではなく、さまざまな経費を考慮した結果の価格であることを理解していただければと思います。

整体院で回数券を販売する意味について

しかし、そうは言っても、1回の施術で毎回1万円近くの出費をするのは、お財布にとって厳しいと感じる方が多いのではないでしょうか。最初はしっかり治したいと思っていても、施術を受けているうちに熱が冷めてきて、途中で諦めてしまうことも人間の心理としてよくあることです。そこで、一定の回数を通っていただけることを前提に、料金を割引するための回数券を用意しています。

このようにすることで、患者さんは回数券を購入することによって、都度払いよりも少し安い価格で施術を受けることができます。一方、施術者側としては、回数券を販売することでトータルの利益は減ってしまうものの、何とか利益を確保できるギリギリのラインで譲歩しているというわけです。

だからこそ、私は患者さんが回数券を購入するかどうかは、どちらでも良いと考えています。中には、一度に大きな額を支払うのが嫌だと感じる人もいますし、もっと治療の効果があるかどうかを様子を見ながら判断したいという方もいらっしゃいます。このように、患者さんの考え方はさまざまです。

そのため、施術者側が無理に回数券を購入させようと気負ってしまうと、患者さんにとっては売りつけられた感が強くなり、結果的に不信感を抱かれてしまうことがあります。そういった状況は後々のトラブルの原因になりかねませんので、注意が必要です。施術を提供する側としては、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えることが重要だと思っています。

実際にあった回数券トラブル

僕がある倒産してしまった整骨院グループの分院長から直接聞いた話なのですが、こんなことがありました。

新規オープンで500円のワンコインでたくさんの患者さんを集めて施術を行ってそこで30万円以上もする高額回数券を販売するのです。その際に集められるオープニングスタッフは全国から院長クラスが集まっているので当然技術レベルが高いので、施術を受けた患者さんも大満足します。そして、回数券を購入するのです。

でも、ある程度回数券の販売が終了して豊富なキャッシュが得られたら、それまで集まっていた院長クラスの方たちが1人抜け、2人抜けと自分の院に帰って行ってしまいます。最後に残ったのはもともと新規オープン院に配属された経験年数の浅い先生で、施術が下手な方が残りの回数券を消化するという詐欺に近いお話があります。

更に、その院の評判がどんどん下がっていき、悪い評判が立つことによって誰も回数券の購入も都度払いの施術すらも受けてもらえず閉院する。

そして、またどこかで新しい整骨院を立ち上げて同じことを繰り返す。完全に自転車操業になってしまい、人材の育成が追いつかないのにも関わらず、新規オープンを繰り返し、最終的には回らなくなってしまい倒産してしまったという話です。

回数券を買った患者さん大規模チェーンの落とし穴の手元には未消化のまま紙切れとして残ってしまう。

大規模チェーンの落とし穴

テレビでよく見る大規模展開している脱毛店や歯科矯正グループで、このようなトラブルが取り上げられているので、なんとなく想像がつくと思いますがこういうことが裏の事情としてあるのです。

だからこそ、誰が実際の施術をしてくれるのかということをしっかり分かってから回数券を購入するようにしてください。それとあまり大きな額面の回数券は買わずに、消化することが可能なぐらいのものを買うようにしてください。

それと僕も経営者として他の整骨院の先生たちとお話ししてて思うのですが、一人治療院の方が倒産のリスクは少ないなあと思います。たとえその月の売り上げが悪くても、自分で生活費をコントロールすることで、何とかしのぐことができるからです。

大規模チェーン店のように組織が大きければうまくいった時は利益がとても上がりやすいのですが、小さな歯車の狂いで利益が上がらなくても毎月の人件費がかかってしまいマイナスがとても大きくなってしまうのです。小回りが利かないというのもなかなか怖いなあという気持ちがあります。

途中離脱を回避するために回数券は必要?

回数券を販売することには、実は非常に重要な意味があります。施術は、たった2回や3回受けただけでは、患者さんが抱える悩みを解決することは難しいのです。そのため、私たちが提供している回数券の中でも、一番少ない回数のものを利用することが、患者さんにとって必要な施術を受けるきっかけになるという意図があります。

具体的に言うと、多くの患者さんは長年の生活習慣の影響で姿勢が崩れ、それによって腰痛や肩こり、坐骨神経痛といった辛い症状に悩まされています。そうした状態で1、2回施術を受けただけで、「この治療法は私には合わない」とか「ここは整体院の技術が低い」と判断されてしまうのは、とても残念なことです。患者さんにとっても施術者にとっても、お互いにとって悲しい結果を招くことになります。

また、そうした患者さんの中には、他の整体院でマーケティングが巧みなところから、30万円もの高額な回数券を強引に勧められ、圧力に屈して購入してしまったという話を後で耳にすることもあります。こうした状況を避けるためにも、回数券の販売には意味があるのです。

回数券の役割

人の体が回復していく過程というのは、実に興味深いものです。施術を受けた次の日は調子が良く感じることもありますが、数日経つと再び症状が悪化することもあります。また、天候の影響を受けたりと、体調は波のように上下しながら、徐々に改善していくのが一般的な流れです。

例えて言うなら、テレビドラマに似ています。最初のうちは「これ、あまり面白くないな」と感じていたドラマでも、回を重ねるごとにストーリーが展開していくうちに、だんだんと面白くなり、最終回では最高視聴率を叩き出すことがあります。治療も同様に、初めは効果を感じられなくても、続けることで改善が見られることが多いのです。

だからこそ、最初の1、2回で判断せずに、症状が改善されないまま悶々とした気持ちを抱えるかもしれませんが、信じて続けて来院してほしいと私たち治療家は真剣に思っています。初めにこのような説明をしているのですが、多くの患者さんはそのことを忘れてしまい、途中で治療を続けることを諦めてしまうことがよくあります。その結果、いろんな整体院を巡って「あそこはだめだった」「こちらの方がいい」と、治療を探し続ける患者さんになってしまうのです。

また、病院についても「ドクターショッピング」という言葉があります。これは、さまざまな医療機関を巡り歩いている患者さんを指します。風邪の症状に対して、Aという薬を出して効かなければ次にBという薬を試すなど、その患者さんに合った治療法を見つけているのです。しかし、Aという薬が合わなかったからといって「この医者はダメだ」と言われるのは、医師にとっても気の毒な話です。

最後にまとめると、私は、患者さんがしっかりとこちらから提案した回数を通っていただけるのであれば、回数券を購入するかどうかはどちらでも良いと考えています。重要なのは、治療を続けることで得られる結果ですので、ぜひ前向きに諦めずに取り組んでいただきたいと思っています。

牧口 哲也

牧口 哲也

資格柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 ケアマネジャー

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膝と腰の不安が軽くなり、発表会で思い通りに踊れました

40代 男性 新宿区

千葉に引っ越してからも、首のメンテナンスで通っています

60代女性 千葉県

産後の腰の痛みが楽になり、育児がしやすくなりました

30代女性 練馬区

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